藤田和日郎が描く『マッチ売りの少女』!!
「最強月打」に打たれた『青い鳥』の主人公・チルチルは、不幸な物語のキャラクターを幸せにすべく奮闘を続ける。『雉も鳴かずば』の主人公・お菊を幸せにすることが出来ずに意気消沈するチルチルに、次のチャンスを与えたのは、意外にも「長老会」のメンバーであるはだかの王様だった。王様からの情報を元に、チルチルが向かった先は、かの有名な物語…マッチを売る幼い少女が主人公の物語だった!!
【編集担当からのおすすめ情報】
藤田和日郎先生は、連載デビュー作品『うしおととら』第1巻のコメントで、次のように述べています。「『マッチ売りの少女』の結末が気に入らなかった。なんでかわいそうな女の子が、かわいそうなコトになっちまうんだよ!!」。そして、20年の時を経て、藤田先生は積年の想いを描きます。読者の皆様は、ぜひその目で、藤田先生が見つけたある種の「答え」を堪能してください。
第22条【千一夜の月】
22 次の話へ
23 マッチ売りの少女
24 チルチルが来る
25 マッチ売りの少女を連れて
26 アンデルセン
27 『アラビアンナイト』へ
28 同じアラビアンナイトにて
29 魔法を得る
30 チルチル討伐作戦
31 チルチル討伐作戦 セカンド